SpringMVC3.2.1を利用してのWebアプリケーション #01

以前のプロジェクトでSpringMVC3.0.Xを利用していましたが、1年以上経つとかなり忘れてしまっているので、思い出すためにSpring3.2.1を利用した場合のメモです。SpringFrameworkも3.2になったことで結構変化があったようなので、それもあわせてフォローできたらいいな。(願望)

前準備

プロジェクトの作成

Maven3.0.4を利用して、プロジェクトのひな形を作成します。

spring-mvc-quickstart-archetypeのインストール

kolorobot/spring-mvc-quickstart-archetype · GitHub を使用して、簡単にプロジェクトの作成を行えるようにします。git cloneするなり、ZIPをダウンロードするなりしてローカルPCに取り込み、ディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。カンタン。

mvn install

自分はGitHub for Windowsで取り込もうと思ったけどエラー報告ばっかり吐くので、結局ZIPでダウンロードしました...orz

ひな形の作成

コマンドプロンプト上で任意のディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。

mvn archetype:generate -DarchetypeGroupId=com.github.spring-mvc-archetypes -DarchetypeArtifactId=spring-mvc-quickstart -DarchetypeVersion=1.0.0-SNAPSHOT -DgroupId=jp.co.shantery -DartifactId=springmvc-tutorial -Dversion=1.0.0

これで一通りのひな形が作成されます。pom.xmlも作成されますが、微妙にSpringのバージョンが古かったりするので修正が必要となりますが、そこら辺はEclipse上でやるので次に進みます。

Eclipse設定ファイルの作成

Mavenで作成したプロジェクトにEclipse用の設定ファイルを作成します。先ほど作成したプロジェクトのディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。

mvn eclipse:eclipse -DdownloadSources=true -Declipse.useProjectReferences=false
Eclipseへのインポート

File -> Import -> Existing Projects into Workspace

pom.xmlの編集

まずはQuickstartで作成したプロジェクトをそのまま動かすので、ここでは編集せずに進めます。

ビルドエラーが出た場合の対処

プロジェクトの実行

ここまでで実行するための準備は完了です。最終的には前準備でインストールしたTomcat7.0.37にwarをdeployして動作させますが、tomcat-maven-pluginを利用するとEclipse上でTomcatの起動させることができるのでまずはそちらで動作確認を行います*1
プロジェクトのコンテキストメニューからRun as -> Run Configurations... を選び、左ペインのMaven Buildを選択して新しいConfigurationを追加します。追加後右ペインでは以下のように入力します。

  • Name: tomcat7-run
  • Base directory: ${workspace_loc:/springmvc-tutorial}
  • Goals: tomcat7:run

入力後、Applyボタンをクリック、そしてRunボタンをクリックするとTomcat7が起動するので、http://localhost:8080/springmvc-tutorial にアクセスすると、Quickstartで準備されている画面が表示されます。

取り敢えず今日はここまで。

*1:以前はWTPで動作させてましたが、突然動かなくなったりして困ったことが何度もあったので、違う方法を模索中です